ヤフーメールをお使いでしょうか?
2014年9月27日(土)午後3時56分より、ヤフーメール全ユーザー(約5000万ID)のうち、最大で約8%のユーザー(約400万ID)がシステム不具合によりヤフーメールにアクセスしにくい状況が生じておりました。
ヤフーメール公式サイトの「障害・メンテナンス情報」では、10月4日午前4時第7報で、機能や人数を制限しながら順次再開し、復旧完了は4日中になるとの事。
私もヤフーメールを使っておりますが、今回の不具合は運よく対象外で問題はなかったのですが、クライアントからのメールで気付いた次第です…。
原因は特定できていないようですが、もしメールデータが消失していたらどうなっていたでしょうか?
無料なものほど怖いものはない…
無料だからサポートなんて厚くもなく、無料で使わせてもらってるのでクレームも言い難い…管理は自己責任となってきます。
ヤフー側のトラブルや自身の誤操作によりメールデータが消えてしまっては、困る方は少なくないと思います。
当記事では、ヤフーメールサービスにトラブルが起きてもいつでも復旧できるように、ヤフーメールのバックアップ方法を紹介します。
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この記事でわかること(目次)
ヤフーメールとは?
ヤフーメールはヤフーが提供している無料で使えるウェブメールサービスです。
PC・スマホのブラウザ、専用アプリで利用できます。
データ通信がで切る場所ならいつでもどこでもメールの送受信ができます。
無料で使えるって事、知名度が高いって事で、使ってる方は多いです。1人で複数を使い分けてる方も少なくないです。
ヤフーメールを使うにあたり、ほとんどの方は説明書(利用ガイド)を読まないと思うので、基本情報を載せておきます。
メールアドレス
ヤフーメールのアドレスは以下の文字列です。
〇〇〇@yahoo.co.jp
有効期限
ヤフーメールは6カ月以上使わないと利用できなくなります。
6カ月を経過してしまうと以下のデータは消えてしまいます。
- メール
- フォルダー
- 添付ファイル
- 詳細設定
「使ってないけど、受信メールは残しておきたい」
って方は、利用して最後の日から6カ月の間、一度でもヤフーメールにアクセスする必要があります。
メールアドレスは消えないので、利用再開手続きをすれば再び使えるようにできます。
メールボックス容量
初期値は2ギガです。
以下サービスを利用すればメールボックス容量を無制限する事ができます。
- ヤフーBB
- セキュリティーパック
- ヤフープレミアム
上記サービスに申し込んでいない方は、利用状況に応じて徐々に10ギガに増量できます。
メールボックス容量が上限の10ギガを超えたら警告画面が表示されるので、不要なメールや画像などが添付されたメールは削除して、少なくとも100メガほどの空き容量は常に確保しておきましょう。
メール1通の容量制限
メール1通で送れるデータ容量は、本文と添付ファイルを合わせて最大25メガまでです。
メールを送る相手が使ってるメールサービスが25メガのメールを受信できない場合もあるので注意してください。
大きなデータ容量のメールを送る場合は、送信相手に確認を取るとよいです。
「送ったよ」「届いた?」と。
メールアドレスは変更可能!
ヤフーメールは、利用中のヤフーメールアドレス(○○○@yahoo.co.jp)、ヤフーBBメールアドレス(○○○@ybb.ne.jp)の○○○の部分(メールアカウント:メールアドレスの@から左の部分)を好きな文字列に変更できます。
※利用中のメールボックスそのままにメールアドレスだけを変更できます。
※メールアドレスの変更は無料で何回で可能!しかし、24時間以内に2回以上のメールアドレス変更はできません。
外部メール機能!
あまり知られていないのではないでしょうか?
他社のメールアドレスを5つまでヤフーメール内で受信できます!
ヤフーメールをクラウドメールサーバとして使えるので、他社のメールアドレスや独自ドメインのメールを登録してヤフーメールの受信箱で受信できます。
しかし、設定や使い勝手に手間がかかるのであまりおすすめはしませんw
転送可能!
ヤフーメールに届いたメールを他のメールアドレスへ自動転送する事ができます。
迷惑メール振り分け機能!
受信したメールが迷惑メールだなと思ったら迷惑メールクリックで簡単に迷惑メールフォルダに移せます。
1度迷惑メールフォルダに振り分けたら受信箱には届いても表示されません。
また、受信拒否設定もあります。
ヤフーメールのバックアップ方法!
でわ、ヤフーメールのバックアップ方法です。
どうするかというとヤフーメールを外部メールソフトで受信するようにします。
送受信メールをまとめてバックアップしてパソコン・スマホなどに保存する事はできません。
事前注意
※下記1と2を利用するには、ダイレクトオファーの登録が必要です。事前に登録しなくても利用を始めたらダイレクトオファーに自動に登録されます(汗)
※下記1と2は併用できません。
1、外部メールソフトを利用する(POP/ IMAPアクセス)
パソコンに外部メールソフト(WindowsLiveメール・Outlook・Thunderbirdなど)がインストールされているかを確認しましょう。
※インストールされていなければ、それぞれ無料で公式ホームページからダウンロードできます。
外部メールソフトでヤフーメールを受信できるようにするには、まず、ヤフーメール側で”POP/SMTPアクセス”設定をします。
1”ヤフーメール”画面右側の”設定・利用規約”からメールの設定をクリック。
2”メール管理”から”IMAP/POP/SMTPアクセスとメール転送”画面を開きます。
3メールソフトでヤフーメールを受信する為に、”POP”の有効にするをクリック。有効にしたら右側の保存を必ずクリックしてください。
4ヤフーメールが発行する”POP”情報を各メールソフトに設定してください。
サーバー設定 | |
---|---|
受信メール(POP)サーバー | http://pop.mail.yahoo.co.jp/ |
受信メール(POP)ポート番号 | SSL利用時:995 |
送信メール(SMTP)サーバー | http://smtp.mail.yahoo.co.jp/ |
送信メール(SMTP)認証方式 | SMTP-AUTH(LOGIN または PLAIN) |
送信メール(SMTP)ポート番号 | SSL利用時:465 |
アカウント名/ログイン名 | 〇〇〇 |
メールアドレス | 〇〇〇@yahoo.co.jp |
パスワード | Yahoo!JAPAN IDのパスワード |
なお、ヤフーメールをメールソフトで受信すると同時に、ブラウザを使って外出先などこれまで同様に読みたい場合は、メールソフト設定の「サーバーにメッセージのコピーを置く」にはチェックを入れ、メールサーバーにコピーを残すようにしておきましょう。
2、ほかのメールアドレスへメールを転送する
ヤフーメールに届いたメールは、指定した他のメールアドレス(1か所)へ自動転送できます。
”IMAP/POP/SMTPアクセスとメール転送”画面で”ほかのメールアドレスにメールを自動転送する”にチェックを入れて、メールを入力します。入力したら右側の保存を忘れずにクリック。
独自ドメインのメールやGmailを転送先に指定しましょう。
自動転送したメールは、ヤフーメールのサーバーには残らないので注意してください。
1も2もヤフーメールに障害が起こると送受信はできませんが、設定しておけばバックアップ機能は果たします。
保険として別のメールも使いましょう!
ヤフーメールの障害によりバックアップ方法を調べましたが、外部メールソフトで受信する方法がベストでした。
無料サービスに頼り過ぎるとトラブルが起こった際、自己責任になってくるのでリスクがあります。
私は、クライアントからヤフーメールで障害が起こった事を伝えられました。
クライアントのサイトのお問合せフォームにヤフーメールを設定していたため、クライアントがおかしい事に気づいたようです。
すぐさま、ヤフーメールをメールソフトで受信できるように設定しました。
無料のヤフーメールを使い続けるのも良いですが、仕事用のメールだったら独自ドメインを取得して、独自のメールアドレスを作って使っていくのもおすすめです。
参照 ヤフーメールヘルプ
以上、ヤフーメールのバックアップ方法でした。
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