ヨーロッパ旅行の乗り継ぎ・トランジットでヘルシンキ空港へ寄られる予定でしょうか?
海外旅行、特にヨーロッパ好きのみなさんならフィンランドのヘルシンキ空港を聞いたことがあるかもしれません。
ヘルシンキ空港は、北欧のみならず中欧や東欧、アジアへ向けた便のハブ空港として機能しているので、ヨーロッパ旅行では乗り継ぎ・トランジットで利用する可能性が多々あります。
ヨーロッパ旅行でヘルシンキ空港に寄る方の為に、今回はヘルシンキ空港の電源コンセント場所と無料WiFiに関する情報をお伝えします。また、フィンランド航空(フィンエアー)の有料WiFiも使ってみたのでレポートします。
ヘルシンキ空港、フィンランド航空のモバイル充電&WiFi情報
- ヘルシンキ空港の出発エリアでは無料でスマートフォンを充電できます。
- ヘルシンキ空港の無料WiFiは快適!
- 日本~フィンランド間のフィンランド航空の機内では有料WiFiがあります。
ヨーロッパ旅行でヘルシンキ空港を乗り継がれる方、フィンランド航空を利用される方は、この記事を参考にしていただいて快適なヨーロッパ旅行をお楽しみください。
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この記事でわかること(目次)
ヘルシンキ空港はどんな空港?
最初に、ヘルシンキ空港の概要を紹介します。
ヘルシンキ空港はフィンランドを代表する国際空港です。
フィンランドの表玄関であることはもちろん、ヨーロッパのゲートウェイとしても知られています。
ヘルシンキ空港のセールスポイントは日本から近いこと。
2018年12月現在、成田、中部、関西からヘルシンキへの定期便があり、日本から10時間ほどでヘルシンキ空港に着きます。
そんなヘルシンキ空港へはフィンランド航空と日本航空(JAL)が乗り入れています。
ヘルシンキ空港からはヨーロッパだけでなく北米やロシアへも行けます。
また、空港の規模はヨーロッパのゲートウェイのわりにコンパクト。
案内表示板には日本語表記もあるため、ヨーロッパ旅行ビギナーの方でも安心して乗り継ぎができます。
また、ヘルシンキ空港からヘルシンキ市内までは鉄道で30分ほど。
ヘルシンキ中心街へすぐにアクセスできることもヘルシンキ空港の強みです。
乗り継ぎ・トランジット時間が5時間以上の場合はプチヘルシンキ観光もアリでしょう。
ヘルシンキ空港で無料で使える電源コンセント場所!
なぜ、ターミナル空港では電源コンセントを見つけることが大切か、その理由をお伝えします。
日本~フィンランドのような長距離便に使われる飛行機にはUSBコンセントがあります。
一方、ヨーロッパ内に使われる飛行機にはUSBコンセントはあまり設置されていません。
目的地に着いたときにスマートフォンの充電がゼロだったら焦りますよね!?
かと言って、乗り継ぎ・トランジット待ち時間が長ければ長いほど、ついスマートフォンを触りたくなるものです。
そのため、乗り継ぎ空港でスマートフォンを充電することはとても大切です。
ヘルシンキ空港の出発エリアには無料電源コンセントとUSBコンセントがあります。
設置されている場所は32番搭乗口前、33番搭乗口前、32番A搭乗口前です。
私は1番~50番の搭乗口を確認しましたが、少なくともこの3つの搭乗口の前には無料電源コンセントとUSBコンセントがありました。
このように、無料電源コンセントとUSBコンセントがペアになっています。
もちろん、ヘルシンキ空港のコンセントは日本のコンセントには対応していません。
利用する場合は変換プラグが必要なのでご注意を。
私は電源コンセントとUSBコンセントの両方を使いましたが、通電はどちらも安定していました。
ただ、写真で見ればわかる通り、1人は電源コンセント、1人はUSBコンセントという使い方になります。
たっぷりと充電したい方は早めに座席を確保することをおすすめします。
たまたま、関西空港行きの搭乗口は33番でしたが、搭乗開始1時間前にはすべての座席が埋まっていました。
なお、一部しか確認していませんが、出発エリアにあるスターバックスコーヒーには電源コンセントはありませんでした。
とりあえず、スマートフォンを充電したいときは32番搭乗口前、33番搭乗口前、32番A搭乗口前に行きましょう。
ヘルシンキ空港の無料WiFi接続方法!
ヘルシンキ空港ではWiFiサービスを利用できます。しかも何時間使っても無料!
無料WiFiなので、外国のSIMカードは要りません。
まず、”設定”からWiFiを選択し、Helsinki Airport Free Wi-Fiをタップします。しばらくすると”接続済み”になります。
ブラウザを開くとヘルシンキ空港のWiFiページが表示されます。表示されたらConnect to free WiFiをタップします。
すると、”FINAVIA”と書かれたページが表示されます。この時点でヘルシンキ空港のWiFiサービスが利用できるようになっています。
試しにOCNのページを表示させてみました。この時の通信速度は117.3K/sでしたが、何の問題もなく通信ができました。
なお、auユーザーの方は、au 世界データ定額(24時間980円)を利用するとロシアの有料・無料WiFiを利用する事なくインターネット接続ができます。テザリングもできます。
エクスモバイルなどの海外専用モバイルルーターを持っていくのも良いです。
ヘルシンキ空港で注意したいこと
ヘルシンキ空港にはマリメッコなどのお店がたくさんあり、ショッピングもたっぷりと楽しめます。
ただし、ヘルシンキ空港では1点だけ注意しておきたいポイントがあります。
特に帰国便でヘルシンキ空港を利用する場合は必ず確認してください。
それはヨーロッパ行きのエリアとアジア行きのエリアの間には入国・出国審査場があることです。
日本や韓国便の登場時間が迫って来ると、審査場が大変混雑します。
審査場から搭乗口まで時間を要することもしばしば。
ショッピングやインターネットを楽しむのはいいですが、時間には余裕を持って行動しましょう。
フィンランド航空機内で有料WiFiを使ってみたよ!
フィンランドから関西空港行きの飛行機の中ではWiFiサービスが利用できます。
ただし、ヘルシンキ空港の場合とは異なり有料です。
2018年12月現在のフィンランド航空の有料WiFiは以下のとおりです。
7.95ユーロ、2,500ポイント(フィンランド航空のマイレージ)。
11.95ユーロ、4,000ポイント(フィンランド航空のマイレージ)。
19.95ユーロ、6,500ポイント(フィンランド航空のマイレージ)。
有料WiFiはクレジットカード、アリペイ、フィンランド航空のマイレージで支払うことができます。
問題はクレジットカード、フィンランド航空のマイレージで支払うか、どちらが得かということですね。
1時間コースで考えてみましょう。
クレジットカードを使うと7.95ユーロ(日本円:約1,000円)、マイレージだと2,500ポイントです。
仮に3,000ポイントを購入すると38.63ユーロかかります。
よほどの理由がない限り、有料WiFiを利用するときはクレジットカードで支払いましょう。
離陸し、安定飛行になったらタッチパネルから有料WiFiの項目を選択してください。
すると、”旅の時間を最大限活用しましょう”と書かれた画面が表示されます。
まず、スマートフォンの”設定”からWiFiを選択し、Noric Skyのネットワークに接続します。安定飛行であれば料金を支払っていなくても、ネットワークに接続できます。
次にブラウザを開きURLの欄に”Nordic-sky.finnair.com”と入力します。
すると、Nordic-skyのページが表示されます。このページからオンラインサービスの項目をタップします。
すると、有料WiFiのパッケージと支払方法を選択するページに遷移します。
ここではクレジットカードで支払ってみます。
2つの項目を選択したら、下にある(ここでは表示されていませんが)payのボタンをタップしますが、選択してもすぐにはタップできません。1分くらい待つとpayをタップすることができました。焦らずに気長に待ちましょう。
次にクレジットカードの情報を入力します。入力し終えたら、CONFIRM PAYMENTをタップします。なお、ここでも入力し終えてもすぐにはタップできないのでご注意を。
この画面が表示されたら成功です。
下の棒がすべて青色になると、有料WiFiが利用できます。
ただし、すべて青色になるまで1分~2分ほどかかります。とにかく焦らないことです。
棒が青色になると、スタートページに遷移し、有料WiFiが始まります。
なお、通信速度は1Mbpsといったところ。
SNSやちょっとした調べ物だと問題ありませんが、動画はスムーズに動かないです。今後、通信速度が速くなることに期待しましょう。
ヘルシンキ空港&フィンランド航空まとめ
ヘルシンキ空港とフィンランド空港(フィンエアー)でインターネットを楽しむ際の注意点をまとめておきます。
- ヘルシンキ空港の出発エリアにある電源コンセントとUSBコンセントは少ないです。
- ヘルシンキ空港での乗り継ぎ・トランジットの際には入国・出国審査にご注意ください。
- 搭乗開始1時間前になると搭乗口付近にある座席は高確率で埋まってます。
- 飛行機内での有料WiFiの設定は気長にやりましょう。
渡航される際は、たびレジへの登録もお忘れなく。
参照 ヘルシンキ空港
以上、ヘルシンキ空港の電源コンセント場所と無料WiFi、フィンランド航空の有料WiFiに関する情報でした。