Facebook Live、使ってますか?
Facebook LiveはFacebookのタイムライン上で動画のライブ配信ができる機能です。
あまり個人で使ってる人はみませんが、Facebook Liveで動画のライブ配信をしてる方、したい方に、耳寄りな情報があります!
Facebook Liveだけでも十分に動画のライブ配信を楽しめますが、フリーソフト「OBS Studio」を使えば、画像や音楽、字幕を挿入した動画をライブ配信する事ができます。
当記事では私の体験の元、OBS Studioの基本的な使い方とOBS Studioを使ったFacebook Liveでのライブ配信方法を紹介します。
この記事でわかること(目次)
まずはOBS Studioをダウンロードしよう!
OBS Studioは無料(GPLライセンス)で利用できる配信フリーソフトです。
OBSは””Open Broadcaster Software(オープン・ブロードキャスター・ソフトウェア)””の頭文字です。
OBS Studioで、できること
- 録画、エンコーディング、ブロードキャスティング(ライブ配信)
- 動画に画像や音楽、字幕を挿入してリッチにできます。
- 作成した動画を配信サイトでライブ配信できます。
- プラグインで機能拡張できます。
主な配信サイト
有名どころ人気どころで下記配信サイトと連携して使われています。
- ニコニコ生放送
- ツイキャス
- Twitch
- Abema FRESH!/li>
- YouTube Live
- Facebook Live
ダウンロード方法
ダウンロード方法は、グーグルで検索欄に「OBS Studio」と打ち込み、一番に「Open Broadcaster Software | ダウンロード」と表示されるので、そちらのサイトをリンクします。なお、OBS StudioはWindows、Macどちらにも対応しています。
このようにOBS Studioのダウンロードページが開きます。
特に問題がなければ、左下にある緑色のダウンロードインストーラーをクリックして、OBS Studioをダウンロードします。ダウンロードに、それほど時間はかかりません。後はそのまま指示に従えばOBS Studioのダウンロード完了です。
OBS StudioとFacebook Liveの連携と準備
現在、フリーソフトを使わなくても、パソコンからダイレクトにFacebook Liveができるようになっています。
しかし、画像挿入やYouTubeなどの音楽をFacebook Liveで流すことはできません。
OBS Studioを使えば、画像挿入やパソコン内の音楽が取り込めることはもちろん、ニュース番組のように字幕も挿入でき、画像挿入を駆使するとラジオ放送もできます。
まずは、OBS StudioとFacebook Liveを連携してみましょう!
Facebook Liveと連携
Facebookを開き、タイムラインからライブ動画をクリックします。
ここで、上部の接続するを選択してください。すると”ライブストリーミングをLive APIにリンク”というページが出てきます。
最初に、動画を配信する場所を決めます。右側にある”ライブ配信の投稿先を選択”の下にあるタブから選びましょう。
次にStream KeyとPaired Encoderを選ぶ項目があります。ここはStream keyにチェック印を入れます。
さて、ここで重要な作業は「パーシステントストリームキー」もしくは「ストリームキー」をコピー&ぺーストすること。
とりあえず、「ストリームキー」をコピーして、適当にメモ帳に貼り付けておきましょう。
一連の作業が終わったら、このまま放置して、OBS Studioの準備に移ります。
OBS Studioの準備
次にOBS Studioの準備に移っていきましょう。
OBS Studioを起動すると、このような画面が現れます。見慣れない画面なので、戸惑うかもしれません。ご安心ください!わかりやすいところから、少しずつ解説します。
まずは音声を確認します。
画面右下に「ミキサー」があり、「マイク」と「デスクトップ音声」があります。
まず「デスクトップ音声」を確認します。これはパソコン内の音声を拾うものです。
YouTubeやWindows Media Playerからの音声が「デスクトップ音声」に当てはまります。
試しにYouTubeを再生してみましょう。
「デスクトップ音声」の下のインジケータが動いていたらOKです。赤色が表示されると、音が割れる可能性があるので調整します。「デスクトップ音声」を取り込みたくない場合はスピーカーアイコンを押してバツ印にします。
次に「マイク」を確認します。
スピーカーアイコンをオンにして、パソコンに向かって「アー」と叫んでみましょう。インジケータが動いたらOKです。
動かなかった場合はファイル→設定→音声から「マイク音声デバイス」が既定になっているか、チェックしてください。
OBS Studioでのカメラ設定
カメラはOBS Studioから設定します。
左端にある「シーン」があることを確認してください。1つ目の「シーン」はあらかじめ作成されています。
ソース欄で+ボタンを押します。
映像キャプチャデバイスを選ぶと、「映像キャプチャのプロパティ」が表示されます。
ここでは「デバイス」が重要です。
「デバイス」でパソコン内蔵カメラもしくは外部カメラを選びます。問題がなければOKをクリックします。
うまく画像や画面を調整し、自分が映り込むように調整してください。これでOBS Studioからのカメラ設定は完了です。
ここまで、OBS StudioとFacebook Liveの連携と準備でした。
OBS Studioで画像を挿入してみよう!
できることの一例として、OBS Studioで画像の挿入をしてみます。
左端にある「シーン」の+ボタンを押し、新たなシーン「シーン2」を作成します。
次に「ソース」の下にある+ボタンを押します。+ボタンを押すと、メニューが表示されます。ここでは画像を選びます。
画像ファイル横の参照をクリックして、Facebook Liveに表示したい画像を選びます。
画像が表示されました。
ただし、最初から画像がうまく映るとは限りません。多少の修正で済む場合は、画像を動かして調整します。
ちょっとした修正で済まない場合は設定→映像から基本解像度を変えます。
ここの数値はベタ打ちでOK!
本格的なカメラで撮影した場合は値を増やすと綺麗に表示されます。
Facebook Liveで動画のライブ配信をしよう!
それでは、Facebook Liveで動画のライブ配信をする方法です。
右端にある設定→配信の順にクリックします。
ここで「サービス」をFacebook Live、「サーバー」はDefaultにします。
そして、メモ帳にコピペしたストリームキーを「ストリームキー」にコピペします。ストリームキーを確かめたい方は表示を押すと「ストリームキー」が表示されます。一連の作業が終わったらOKを押します。
トップページに戻ったら、いよいよ配信開始のボタンを押します。
その前に、パソコンにイヤホンは挿入されていますか?
スピーカーから音が出る状態ですと「デスクトップ音声」にした場合に大変なことになるので、ご注意を。
配信開始を押しましょう。
しばらくすると、Facebook LiveにOBS Studioと同じ映像が映ります。映っていない場合は何かしらの問題が考えられます。
この時点では、まだFacebook上でライブ配信はされていないので、ご安心ください。
ここで、画面右の動画の紹介コメントやタイトルを書き込んでください。
書き込んだら、ライブ配信を開始をクリックします!
このような画面になったら、Facebook上に動画のライブ配信がされています。思い思いにライブ配信を続けてください。
なお、ライブ配信を終了する場合はライブ動画を終了を押します。
ライブ動画を終了を押すと、タイムラインに先ほどライブ配信した動画が表示されます。
「成功した!」と思ったら、ぜひシェアをして、タイムラインまたはストーリーズで多くの人に見てもらいましょう。
「失敗した」と思ったら、そそくさと動画を削除しましょうw
「Facebook Liveで動画のライブ配信がしたい!」という方は、ぜひOBS Studioとセットで試してみてください。きっと、あなたの予想を超える動画のライブ配信ができると思います。
以上、OBS Studioの基本的な使い方とOBS Studioを使ったFacebook Liveでのライブ配信方法でした。OBS Studioには他にも色々と便利な機能があるので、試しながらハイレベルなライブ動画を配信していきましょう。
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